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外来化学療法室がんの治療法は,「手術療法」や「放射線療法」と「抗がん剤治療(がん化学療法)」の三つに大別されます. 手術治療や放射線治療が,がんに対しての局所的な治療であるのに対し,抗がん剤は,より広い範囲の全身に治療の効果が及ぶことが期待できます. 近年,新たな抗がん剤の登場や副作用を予防する薬が開発され,たとえ副作用が現れてもコントロールできる支持療法の進歩により,外来で化学療法が安全に行われるようになり,多くの患者さんが在宅で治療を受けることが可能になりました. 公立昭和病院においても平成20年に外来化学療法室を開設し,看護師・薬剤師・看護助士が常駐し主治医と協力しながら,安全に「抗がん剤治療(がん化学療法)」が行える環境を整備しています. また,外来化学療法の大きなメリットは,患者さまが日常生活を送りながら病院に通い,外来で治療の継続ができるという生活の質(QOL)の向上に加え,一定期間入院することに比べて経済的な負担の軽減にもなります. 外来化学療法室とは外来化学療法室では,ベッド3床とリクライニングチェア13床が整備され, 抗がん剤による治療などを行います.看護師は,患者さんが治療中に起きる副作用や不安などに対応できる体制を,また,薬剤師は,感染予防のためクリーンな環境の安全キャビネットでの注射薬剤のミキシング(調整)を行うほか,副作用の説明を行ったり,患者さんの薬への疑問に答えられる体制を作っています. また,いくつかのベッドやチェアにはテレビ放映システム等が整備され,テレビ鑑賞や読書等ができるなど,これまで以上に安全・快適な外来化学療法の提供できる環境を整えています. 外来化学療法室内に専用トイレが2つ設置されています. リクライニングのイスがあり,カーテンでしきることによって個人のスペースを確保しています.リラックスして治療が受けられるよう心掛けています. ☆治療までの流れ@予約時間に各科の外来窓口にお越しください. A血圧と体重の測定をおこないます. B医師の診察を受けます.(先に採血があることもあります) C治療可能であれば,外来化学療法室へお越しください. ※混雑時は,着席後点滴開始まで時間がかかることがあります. ☆ご注意いただくこと◎リラックスできる服装で来てください.調節のしやすい服装がよいです.ポートを使用して治療する方は,襟元のゆったりした服装にしてください. ◎点滴の間,点滴の管が引っ張られないように気をつけましょう.点滴の前にはトイレを済ませてください.点滴中にトイレへ行きたくなったら,遠慮なくナースコールを押してください. ◎点滴中に気分が悪い・体がかゆい・のどがおかしいなど気になる症状が出た場合は,すぐにナースコールを押してください.また,点滴の針が入っているところに,痛み・赤み・腫れがあるときは我慢せずにすぐ看護師を呼んでください. ◎治療で眠くなる成分やアルコールの入った薬を使うことがあるので,車の運転は控え公共の交通機関を使って通院しましょう.アルコール消毒に過敏な方は申し出て下さい. ※薬剤の副作用症状や日常生活の様子などについてお話をうかがいます. つらいこと,こまったことなどあればご相談ください. ☆食事について◎治療中,飲み物や簡単に口にできる食べ物は持参してかまいません.においの強い物はご遠慮ください. ◎治療中の外出はできませんので,飲み物や食べ物は入室前にご準備ください. ☆その他◎テレビ付きのイスがあります.テレビカード・イヤホンをご準備ください.(全てのイスにはありません.希望される方は申し出てください.ご希望に添えない場合もあります.ご了承ください.) ◎ラジオや本の持込も可能です.ラジオ使用の際にはイヤホンをお持ち下さい. ◎ご家族の方は,点滴中は病院内でお待ちいただくか一旦席を外され点滴が終わる頃に再度お越し下さい.入室は自由です. ☆緊急時の連絡方法
問い合わせ先: 公立昭和病院 042(461)0052 平日 8:30〜17:00→各科外来へ連絡 平日時間外・土・日・祝日→救急外来へ連絡 ※救急外来混雑時にはお待たせすることがあります.申し訳ありませんが,ご了承ください.
☆外来化学療法室の利用が可能な患者さん
上記以外の診療科についても,がんに対して化学療法を含めた集学的治療を行 っています. ☆診療方法外来での化学療法は,レジメン(薬剤の投与量や投与間隔の計画書)に沿って,主治医の診察後,各主治医から予約制で行います. ☆資料化学療法室では,副作用や患者さんからの質問をもとに,外来化学療法室ニュースを発行しております.(リンク先を開くとPDFファイルが開きます)
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