診療科・部門のご案内 Facilities

臨床検査科

臨床検査は病気の診断、治療効果、予後判定に欠かせない重要な情報です。患者さんから採取した血液、尿、便、穿刺液などの性状や成分を調べる検体検査と、患者さんに直接電極等を装着し検査を行う生理検査に大別されます。
当科では、検査情報システムのもとで、各種自動分析機や超音波診断装置等を用い、高い精度と、正確かつ迅速な検査データの提供に努めています。
また、チーム医療の一員として院内感染対策や医療安全管理、糖尿病療養指導など、積極的に活動しています。

〇広報誌 インフォメイトしょうわに、特集記事を掲載しました。

インフォメイトしょうわ Vol.33(令和3年12月)
特集:臨床検査科のご紹介
   ~検査技師ってどんな仕事?~

スタッフ

部長1名、医師2名臨床検査技師26名、臨時職員4名(臨床検査技師2名、事務職員2名)、委託職員10名(検体部門)

<認定資格>

  • 超音波検査士(循環器領域4名、腹部領域7名、体表臓器領域6名)
  • 細胞検査士 7名
  • 認定輸血検査技師 2名
  • 認定臨床微生物検査技師 1名
  • 日本糖尿病療養指導士 2名

中央採血室

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外来患者さんの採血を行っています。
患者認証システムを導入し、正確かつ安全に、患者さんが安心して採血を受けられるよう心がけています。

一般検査

尿・髄液・胸水・腹水などの体液や排泄物の性状や成分を検査しています。

血液検査

おもに血液疾患に関連した検査で、血球数算定(赤血球数、白血球数、血小板数、へモグロビン濃度)や凝固・線溶系の検査を行っています。

生化学・免疫血清検査

血清・血漿・尿中のタンパク、酵素、糖、コレステロール、腫瘍マーカー、甲状腺ホルモンなどの成分を測定したり、B型肝炎やC型肝炎などのウイルス感染症の検査を行っています。

微生物(細菌)検査

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喀痰、便、尿、血液、体腔液などを培養し、病原微生物の検出および適切な抗生剤を使用するための薬剤感受性試験を行っています。
また、検出菌や耐性菌情報を迅速に報告し、院内感染対策にも積極的に取り組んでいます。

輸血検査

患者さんに安全な輸血を行うため、血液型検査、不規則抗体検査および交差適合試験等を行っています。
輸血が必要な際には、血液センターへの発注を行い、適切な製剤の保管・管理に努めています。

生理検査

患者さんに直接電極等を取り付けて検査を行います。
心電図・超音波検査・呼吸機能・脳波・誘発電位などの検査を行っています。
また、手術中のモニタリングも行っています。

医師紹介

氏  名 プロフィール
医 長
櫻井 幸
(さくらい ゆき)

【資  格】
 日本内科学会総合内科専門医
 日本消化器病学会専門医
 日本肝臓学会肝臓指導医
 日本肝臓学会肝臓専門医
 日本消化器内視鏡学会専門医
 日本臨床検査医学会臨床検査管理医
 日本医師会認定産業医
 難病指定医 
 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
【出身大学・医局等】
 三重大学 平成12年卒
 日本肝臓学会東部会評議員
 日本消化器病学会関東支部評議員